バレンティーノ・ロッシの名言
最終ラップに、どうしても勝ちたいと思っている時、僕は月になる。
バレンティーノ・ロッシ(モータースポーツ)
2018/10/29
「人は誰でも2つの顔を持っている。僕は2つの顔を太陽と月で表現しているんだ」とロッシは語る。「普段の僕は太陽さ。リラックスしている時の僕は太陽なんだ。でもね、マシンに乗っている時、レースに集中している時の僕は月だよ。そう、特にどうしても勝たなくてはいけない時の僕はね……」。ロッシがイメージする月とは、力強く、時には獰猛ですらある闇の力の象徴なのだろう。二輪の世界チャンピオンは詩的であった。
Number627号(2005/05/05)