武幸四郎の名言
それまでは目も合わせてくれなかった人たちが、勝ったとなったら駆け寄ってきて握手を求めに来てくれるんですよ。さすがアメリカですよね。
武幸四郎(競馬)
武幸四郎騎手が初のアメリカ遠征に挑戦した時、ツテもない彼には騎乗依頼がくるどころか「調教に乗せてもらうことも難しい」という苦境に陥っていた。それが「ひょんなことから調教に乗せてもらえるようになり、競馬も乗ってみるか? と言われて、話がトントン拍子に進んだんです」。無名の武にまわってきたのは7頭立ての5番人気という地味な馬だったが、後方2番手からの怒濤の追い込みで先行馬をまとめて差し切ってしまった。海外初騎乗にして初勝利の快挙を、アメリカ人の関係者はこぞって賞賛したという。
Number479号(1999/09/09)
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