“ユース教授”のサッカージャーナルBACK NUMBER
CBとFW両方の才を持つ田上大地。
長崎でJ1初ゴールを決めた必然。
text by
安藤隆人Takahito Ando
photograph byJ.LEAGUE PHOTOS
posted2018/03/03 07:00
J1の舞台で初ゴールを決めて喜ぶ田上。チームメイトとよく練習していたパターンだったそうだ。
「まだ全然名前も知られていない選手だし」
「プロになってからも、まずはJ2のV・ファーレン長崎からスタートして、昨年から試合にちゃんと出られるようにもなった。今年はJ1と着実に一歩ずつステージを上げてきたと思っています。
才能ある選手は最初からJ1でずっとやっているわけで、これまで自分はそんな選手を『凄いなぁ』という目で見ていましたが、自分も少しずつ近づいていくんだと思ってやってきてましたので。
でもJ1には上がったけど、まだ追いついたとは思っていない。まだ全然名前も知られてない選手だし、これからしっかり名前を売っていきたいと思っています」
次はホーム開幕戦。
トランスコスモススタジアムでの記念すべきJ1初勝利と、J1ホーム初ゴールを彼は本気で狙っている――。