萩野公介の名言
語弊がある言い方かも知れませんが、僕は記録もあまり重要視していない。
萩野公介(競泳)
2017/11/22
「もちろん、記録を求める競技なので、0.1秒を縮めるために吐くような努力をしていますが、新記録を樹立した、名誉が与えられた、金銭的にどうだ、というようなことは、僕にとってはどうでもいいことなんです」と萩野は言う。「五輪ではまだ金を獲っていないので大きなことは言えませんが、記録やメダルの色で僕の達成感は生まれないような気がする」とも。では、萩野は何のために泳ぐのか。「1分1秒を懸命に生き、そのとき時々で自分が一番納得できるを結果を出す」ために泳いでいるという。萩野は水の中で自身の存在理由を探しているのだ。
Number870号(2015/01/22)