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グッズにかけた総額は3500万円!?
人気放送作家の“カープ部屋”に潜入。
posted2017/10/04 11:30
text by
二瓶仁志(Number編集部)Hitoshi Nihei
photograph by
Kazuhiro Ozawa
マンションの一室に足を踏み入れると、すさまじい空間が広がっていた。
玄関から続く上階と、さらに広い下階からなるメゾネットタイプの住宅。
入室してすぐ目に入るのは、額に入れられたユニフォームの列。少し足を進めると、クローゼットにぎゅうぎゅうに掛けられたユニフォームが並ぶ。後ろを振り向けば、天井まで伸びる本棚に、大量の野球雑誌が収納されている。
階段を降りると、壁一面に取り付けられた収納棚に、サインボールやベースボールキャップ、フィギュアなどさまざまな小物がすき間なく並んでいた。
これらはすべて、カープグッズだった。
「くだらねえなぁ、というのが手に入るとうれしくなっちゃって」
笑いながらそう語るのは、大のカープファンである桝本壮志さん。総額3500万円にも及ぶというグッズの持ち主で、『天才!志村どうぶつ園』、『ナニコレ珍百景』、『あのニュースで得する人損する人』、『今夜くらべてみました』、『AKBINGO!』、『バイキング』、『Going! Sport&News』など人気番組を手がける放送作家である。
桝本さんは親友のスピードワゴン・小沢一敬さん、チュートリアル・徳井義実さんとシェアハウスをして暮らしている。その家とは別に、カープグッズを保管するためにマンションの一室を借りているのだ。
カープのグッズは種類が多い上に、変!
「最近、球団がグッズ作りすぎ! というファンの方がいますが、昔からなんですよ。カープはずっと大量にグッズを作り続けていて、しかも変なものが多いんです」
Number936号「カープの時代」の企画「3500万円のカープグッズを見よ!」では、小沢一敬さんとともに桝本さんの“カープ部屋”に潜入。壁一面に飾られたグッズを撮影し、貴重品から珍品まで、イチ押しのグッズについて、桝本さんと小沢さんに語り合ってもらった。
見た目のおもしろさも含め、カープグッズの全容は本誌をぜひご覧いただきたいが、今回のNumber Exでは、誌面で扱いきれなかった逸品を紹介する。