西澤明訓の名言
せっかくの機会じゃないですか。それなのに通訳を通して話すっていうのはね。もったいない。
西澤明訓(サッカー)
2000年にセレッソ大阪からスペインのエスパニョールに移籍したが、渡航前にスペイン語の勉強は「やってないですよ」。では、通訳をつけるのか? という問いに対しての言葉。「そんなの考えてないですよ。コミュニケーションって、勢いとか、慣れとかもあるじゃないですか。とりあえずこっちが伝えたいことが伝わればいいし、向こうが言いたいことが理解できればいい。別に文法がどうのこうのとか、そんなのいまさら勉強したって完全にはマスターできるわけがない。自分の思っていることが言えて、相手が思っていることがわかればいいと思う」と極めて楽観的だった。近ごろ、海外移籍を果たしても言葉の問題からコミュニケーションが思うように取れず、けっきょく日本に逆戻りする若い選手が目立つが、西澤の図太さも見習うべきであろう。
Number512号(2000/12/14)
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