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チャンピオンベルト破壊大作戦。
内藤哲也の不満と棚橋弘至への思惑。 

text by

原悦生

原悦生Essei Hara

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posted2017/05/24 11:30

チャンピオンベルト破壊大作戦。内藤哲也の不満と棚橋弘至への思惑。<Number Web> photograph by Essei Hara

とにかく経営陣だろうが逸材だろうがお構いなしに“直言”していく内藤。一見乱暴に見えるその言動にも、すべて意味があるということ。

ベルトの残骸を棚橋が涙を浮かべて抱きしめる……。

 6月11日、大阪城ホール。

 もし運よく棚橋が、思い入れのあるこのインターコンチのベルトを手にしても、そのとき、ベルトは原形をとどめていないかもしれない。

 みじめなくらいみすぼらしくなったベルトの残骸を棚橋が涙を浮かべて抱きしめる光景を、内藤は密かに想像して、ほくそえんでいるのではないだろうか。

 いや、内藤は手負いの棚橋をKOして、マットに大の字になった棚橋のその腹の上に、ぼろクズ同然になったベルトを捨てるのかもしれない。

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#棚橋弘至
#新日本プロレス

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