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球場の大クスノキ、借景の桜島!?
熊本と鹿児島を堪能した野球ぶらり旅。 

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中溝康隆

中溝康隆Yasutaka Nakamizo

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photograph byYasutaka Nakamizo

posted2017/04/29 11:30

球場の大クスノキ、借景の桜島!?熊本と鹿児島を堪能した野球ぶらり旅。<Number Web> photograph by Yasutaka Nakamizo

全国的には「さつま揚げ」として有名な鹿児島名物「つけ揚げ」。お酒のお供に最高です!

プロ野球は「平穏な日常」の象徴である。

 試合は4月17日に支配下登録されたばかりの育成出身投手・篠原慎平が、負傷降板した高木勇人の代わりにマウンドに上がり3回無失点の好投でプロ初勝利。高橋由伸監督と並んでカメラの前に立つ真新しい背番号92。独立リーグ時代は右肩の故障にも悩まされ、何度も野球を諦めかけた苦労人の篠原にとっても一生忘れられない夜になっただろう。

 それにしても、たまに遠征するとプロ野球選手のタフさに驚かされる。

 熊本、鹿児島の2日間(しかも観戦だけ)で、週末は20時間は寝させてくれって感じなのに、さらに選手は東京に戻り金曜ナイター土日デーゲームでプレー。普通の人がこのハードスケジュールで動いたら途中でダウンすると思う。

 やっぱりプロ野球選手は凄い。

 自分が大人になると、それは憧れから尊敬の念に変わる。帰り際、鹿児島空港に隣接した天然温泉足湯『おやっとさぁ』に浸かりながら、ゆっくりスポーツ新聞を読んだ。

 最近、世の中は気が滅入るニュースばかりだ。

 こんな時こそ、気の向くままにプロ野球が見たい。

 なぜなら、俺らにとってプロ野球は平穏な日常の象徴なのだから。

 さて、次の遠征はどこに行こうか。

2017年の松坂世代。

Sports Graphic Number 926

2017年の松坂世代。

 

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