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LA・クリッパーズ、なぜ強い?
HC兼社長ドック・リバースの裏技。

posted2016/12/06 11:30

 
LA・クリッパーズ、なぜ強い?HC兼社長ドック・リバースの裏技。<Number Web> photograph by Jonathan Bachman/Getty Images

クリッパーズの3番を担うバームーテ(12番)はチームをどこまで牽引できるか。

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長澤壮太郎

長澤壮太郎Sotaro Nagasawa

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Jonathan Bachman/Getty Images

 2016-17シーズンが開幕して1カ月と少しが経ち、NBA記者達の間で静かに話題になっているチームがロサンゼルス・クリッパーズ。開幕10試合で9勝1敗、12月4日現在でも16勝5敗と西地区3位。最高のスタートダッシュを見せている。

 クリッパーズといえば、クリス・ポール、ブレイク・グリフィン、デアンドレ・ジョーダンのビッグ3トリオを擁し、ヘッドコーチは名将ドック・リバース。才能溢れる強豪チームではある。

 にもかかわらず現実は、プレイオフ二巡目より先に進めずに停滞している。

 クリッパーズが優勝に届かない大きな理由は2つある、と言われている。

 ひとつ目は3番ポジションの選手が弱いこと。

 まずなぜ3番ポジションが弱いことが致命的なのか?

スター選手を守りながら、ほぼ同じ能力を要求される!?

 現在のNBAでの3番ポジションが支えているスターを羅列すれば、とてもわかりやすい。

 強豪チームで言えば、キャブスはレブロン・ジェームズ、ウォリアーズはKD、スパーズはカワイ・レナード。他にもポール・ジョージ、カーメロ・アンソニー、ゴードン・ヘイワードなどスーパースターばかりである。

 つまり3番を任された選手は今挙げたスター達を守りながら、彼らと同じかそれ以上の得点を取らなくてはいけない宿命なのである。

 クリッパーズはドックが就任した2013年以来、弱点とされる3番ポジション強化のために獲得した選手がほとんど失敗に終わっている(ヒド・ターコルー、ダニー・グレンジャー、ランス・スティーブンソン、ダンテイ・ジョーンズ、ジョーダン・ハミルトン、ジェフ・グリーン)。

【次ページ】 一流のHCだが、一流の経営者ではなかったドック。

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