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10点目を50m独走で決めた南野拓実。
U-23で培った裏への意識が結実!
text by
ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byAFLO
posted2016/05/12 17:00
ザルツブルクはオーストリア1部を3連覇。南野拓実にとって二桁得点は、ステップアップへの大きなアピールとなった。
カップ戦決勝、そしてトゥーロンへ。
これでザルツブルクは今週日曜日のリーグ最終戦と、来週木曜日に控える国内カップ戦の決勝を残すのみとなった。
目指すはもちろん、リーグとカップの2冠の達成だ。
8日後に控えるカップ戦でスタメン出場し、活躍することをイメージしているのかと問われると、南野は即答した。
もちろんです、と。
昨シーズンのカップ戦決勝では前半にGKが退場したのに伴い、南野は前半44分に控えキーパーとの交代を命じられた。そのため、チームは優勝したものの、悔しい思いを味わった。
その悔しさを晴らすためにも、そしてメンバー入りが確実視されている5月21日からのトゥーロン国際に心身ともに充実した状態で臨むためにも、これからの1週間で練習から良いパフォーマンスをみせていくことが求められているのだ。