鹿取義隆の名言
1億円は主役の額、その手前で結構です。
鹿取義隆(プロ野球)
2016/03/22
現役時代の鹿取は巨人の中継ぎの柱として、'84年からの5年間、来る日も来る日もマウンドに立ち、“サラリーマンの鑑”と賞賛された。西武のエースだった東尾修に「なんで言われるままに投げているんだ。自分を大切にしろよ」と心配されると、「東尾さんのような先発の代わりはいません。でも中継ぎにはいくらでも代わりがいます、だから黙って投げないといけないんです」と答えたという。契約更改で1億円を提示されても固辞したこともあった。滅私奉公と分相応という言葉をわきまえていたのだろう。
Number559号(2002/09/26)