フィギュアスケート、氷上の華BACK NUMBER
宮原知子、宇野昌磨らが頂点狙う!
四大陸選手権は日本勢が席巻か?
text by
田村明子Akiko Tamura
photograph byAsami Enomoto
posted2016/02/18 10:50
シャイな性格を克服して、大会ごとに演技力を増しつつある宮原。
日本女子にとって最大のライバルがG・ゴールド。
日本女子にとっての最大のライバルは、アメリカのグレイシー・ゴールドになる。
なかなかノーミスでSP、フリーの2本を揃えることができない選手だが、その技術の高さはお墨付き。もし全米選手権でのフリーのような滑りを見せることができたら、驚くほどの高い点が出るだろう。
また今シーズン、安定した演技を見せてきた長洲未来がどのように仕上げてきているかにも注目。若手のカレン・チェンも成長盛りで楽しみな選手だ。
カナダからは、昨シーズンの負傷から徐々に調整を戻してきたケイトリン・オズモンドが出場。ノーミスで滑りきったら、サプライズもあるかもしれない。
ペアとアイスダンスのメダル候補たち。
ペアでは、カナダのデュハメル&ラドフォードと、スイ&ハン、ユー&ジンら中国勢の間でメダル争いが繰り広げられるだろう。日本からは全日本タイトルを取った新ペア、須藤澄玲&フランシス・ブードロー=オデが初挑戦する。
アイスダンスではカナダのウィーバー&ポジェ、アメリカのシブタニ&シブタニ、チョック&ベイツたちが表彰台を競うと予想される。
日本からは村元哉中&クリス・リードの新チームと、平井絵己&マリオン・デ・ラ・アソンションが出場する。
この試合がシーズン最後となる選手にも、また世界選手権の前哨戦となる選手にも、それぞれ精いっぱいの演技を期待したい。