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5年ぶり100%の内山と、因縁の井岡。
大晦日の常連2人に望む完璧な勝利。 

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渋谷淳

渋谷淳Jun Shibuya

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posted2015/12/31 10:30

5年ぶり100%の内山と、因縁の井岡。大晦日の常連2人に望む完璧な勝利。<Number Web> photograph by Getty Images

5月の10度目の防衛戦はなんと2RKOで決めた内山高志。具志堅用高の不滅の記録は破られるか。

超激戦区のフライ級で存在感を示せるか。

 再戦はたいていの場合、初戦で負けているほうがやる気が出るものだ。ちなみに弘樹氏は23年前、柳明佑(韓国)との再戦に応じてベルトを奪回されている。このような例があるからこそ、井岡はリマッチに向けて周到な準備を重ねた。前回以上に前に出てくるであろうレベコを想定し、フィジカル面を強化して迎え撃つ体制を整えた。3階級制覇という呪縛から解放され、前回よりも思い切ってカウンターも取れるはずだ。

 現在フライ級は、WBC王座に最強ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が君臨し、フアン・エストラーダ(メキシコ)がWBAスーパーとWBOの2冠を保持、IBFはアムナットがタイトルをキープしている。これら対抗王者に比べ、現時点で井岡の地位は低いと言わざるを得ない。だからこそ本人も父の一法会長も統一戦を口にする。

 WBAタイトルを8度防衛し、KO負けが一度もないレベコにKO勝ちすればインパクトは大きい。完全決着という意味も含め「フライ級に井岡あり!」と存在感を示すような文句なしの勝利が求められている。

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