館山昌平の名言
プロとして契約に関わることだから、本当なら怪我は隠せるなら全部隠したい。だけど、7回も手術した僕だからこそ、「患部は治る。試合でも抑えることができる」と声を大にして言うことに意味があるかもしれないとも思うんです。
館山昌平(プロ野球)
2015/11/24
自身3度目となるトミー・ジョン手術から814日ぶりに復帰したヤクルトの右腕・館山は、14年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。3度にわたるトミー・ジョン手術を含む、合計7回もの手術によって身体には151針もの痕が刻まれている。「自分よりもうまい同級生や先輩で肩や肘を故障してやめていった人がたくさんいるんです。もったいない」と館山は言う。「患部は治る。試合でも抑えることができる」という館山の言葉以上に説得力がある言葉はないだろう。
Number889号(2015/11/06)