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東京五輪世代のU-19は逸材揃い!?
小川、堂安……狙うは世界での活躍。 

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安藤隆人

安藤隆人Takahito Ando

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photograph byTakahito Ando

posted2015/10/11 10:40

東京五輪世代のU-19は逸材揃い!?小川、堂安……狙うは世界での活躍。<Number Web> photograph by Takahito Ando

初戦となったラオス戦試合前の集合写真。前列左端が堂安律。後列右から3番目が小川航基。

本当に目指すべきは東京五輪ではなく「世界」。

 彼らの他にも将来性がある選手はいる。

 CB野田裕喜とFW一美和成の大津高校コンビは身体能力が高く、MF岩崎悠人(京都橘、高2)のドリブルはこの世代でもトップに君臨するほどのキレを持つ。

 個人的にはDF町田浩樹にも注目をしている。国内外のプロスカウトから、「左利きの大型CBはいないか?」とよく聞かれることが多い。左利きのCBは裏への対応、展開力の面でも右利きのCBと組ませることで、大きなメリットを発揮する。その条件に当てはまっているのが町田だ。188cmの長身を誇り、かつ左利き。もともと足下の技術が高く、最終ラインから正確なパスを通すことができ、ターンスピードも速い。まだまだ課題も多いが、将来性を見ると、頭角を現して来て欲しい人材の1人であることは間違いない。

 日本の将来を担う、未来のスター候補生たち。2017年U-20W杯、2020年東京五輪が身近な目標となるが、「東京五輪も当然気になりますし、出たいですけど、まずはU-20W杯に絶対に出て、その先はW杯と世界を考えています」と堂安が語ったように、彼らにとって東京五輪が最終目標であってはならない。

 目指すべきものはA代表であり、世界。

 より高みを目指して。彼らはまだまだスタート地点に居る。

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