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ACLで韓国勢を打倒してきたガンバ。
超リッチな広州恒大とどう戦う? 

text by

吉崎エイジーニョ

吉崎エイジーニョ“Eijinho”Yoshizaki

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photograph byGetty Images

posted2015/09/25 16:00

ACLで韓国勢を打倒してきたガンバ。超リッチな広州恒大とどう戦う?<Number Web> photograph by Getty Images

全北現代を破った試合でのキャプテン倉田秋と長谷川健太監督。

果たしてガンバは城南FCを参考にするのか?

 キム・ハクボム監督は今季途中の韓国メディアとの取材に、こんな話をしている。

「守備ラインを下げて、相手にゴール前でスペースを与えないこと。そうすると相手は、不確実なロングボールを蹴りこまなくてはならなくなる」

 そして、それが決して本人の望むサッカーではないとも。

「そりゃ、私だってパスをつなぐサッカーをやりたいよ。でも選手の能力によって、やるサッカーというのは変わっていくもの。つまりそれが戦術、というものだ。戦術の力で勝つことが、監督としての醍醐味だと感じる。まあ、お金がないと嘆いても仕方がない。スポンサーがお金を出したいと思う状況をつくらないと」

 こういったチームの存在は、もうひとつの韓国勢の強さだ。採用した戦術を徹底してやりきれる。そういった強さだ。

 ガンバ大阪は、果たして広州恒大に対してどんな戦いを選択するだろうか。

 ここまでのACLを見る限りでは、長谷川健太監督は「ガンバらしく(攻撃的で)あれ」と言うだろう。そして「ピッチ上で選手が状況に応じ戦い方を変えるのだ」と。

 選手たちの判断はどう表現されるだろうか――。

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