吉田義男の名言 

1985年の優勝は野球で勝った、負けた、ということだけじゃなくて、社会現象が起きていたということが語り継がれていく要因やないですか。

吉田義男(プロ野球)

1985年の阪神は、バース、掛布、岡田のクリーンナップを筆頭に、打って、打って、打ちまくった。「3番、4番、5番が全員3割打って打点は100、ホームランも30~50本。ものすごい楽でしたな」と監督だった吉田は振り返る。吉田阪神ご自慢の超強力なダイナマイト打線で、リーグ優勝、そして球団史上初にして唯一の日本一の栄冠に輝いた。歓喜にわいた大阪では、道頓堀川に虎党がダイブし、興奮したファン同士の喧嘩で死亡事故も起きる始末。まさに社会現象であった。

Number885号(2015/09/03)

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