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U-18W杯で清宮・オコエが更に高く!
甲子園開催の決勝に“帰って”こい。
text by
氏原英明Hideaki Ujihara
photograph byKyodo News
posted2015/08/28 10:50
8月26日にナイターで開催された、高校JAPANvs.大学JAPANのU-18W杯壮行試合。投手は田中正義、打者は4番を務めた清宮。
グループリーグ敗退か、それとも優勝か!?
今大会は、優勝が期待される一方でグループリーグ敗退もあり得るのではないか、という非常に厳しい予想がある。
だが、8月26日の大学日本代表の壮行試合では、相手投手に応じて清宮幸太郎が右足の上げ幅を変化させるという高度な技術が確認できた。これは、清宮が高いレベルに早速順応していることを示している。まだ1年生の清宮だが、他の代表選手たちに混じって戦うことは大きな糧になるに違いない。そして、上林のように代表での経験を糧にして優秀なプロ野球選手に育っていくというのも、日本代表チームの存在意義としてはあるだろう。
大会は本日開幕。
日本の初戦の相手はブラジルだ。
舞洲ベースボールスタジアムにて、18時プレイボール。BS朝日でも中継される。