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「一強」ドゥラメンテの最大の死角とは。
超良血馬集結の日本ダービーを読む。 

text by

島田明宏

島田明宏Akihiro Shimada

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photograph byYuji Takahashi

posted2015/05/30 08:00

「一強」ドゥラメンテの最大の死角とは。超良血馬集結の日本ダービーを読む。<Number Web> photograph by Yuji Takahashi

皐月賞を圧倒的な末脚で制したドゥラメンテ。5戦3勝2着2回と連をまだ外していないが、敗れた2戦はいずれもダービーの舞台である東京競馬場だ。

スローペースになった時に浮上するのは?

 母の父サクラバクシンオーということ以外は、崩れる要素がほとんど見当たらないキタサンブラック(牡、父ブラックタイド、栗東・清水久詞厩舎)、骨折明けのスプリングステークス7着、次走のNHKマイルカップ3着と来て、ここが叩き3戦目となるミュゼスルタン(牡、父キングカメハメハ、美浦・大江原哲厩舎)も、スローペースになったときは浮上してきそうだ。

 ここで結論。
◎ドゥラメンテ
○ポルトドートウィユ
▲キタサンブラック
△サトノラーゼン
×リアルスティール

 私が本稿で無印にした有力馬が来る傾向がなきにしもあらずなので、こっそりサトノクラウンの複勝を買うかもしれない。

 願わくば好天のもとで、今年も競馬の祭典を楽しみたい。

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#ドゥラメンテ
#ポルトドートウィユ
#レーヴミストラル
#リアルスティール
#サトノクラウン
#サトノラーゼン
#キタサンブラック
#ミュゼスルタン

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