パオロ・マルディーニの名言
イタリアのサッカー界は無残にも引き裂かれ、消滅の危機を迎えている。大袈裟ではなくて、それが紛れもない現実なんだ。
パオロ・マルディーニ(サッカー)
2015/05/05
カターニア対バレルモ戦でサポーター同士の衝突が暴動に発展。警官ひとりが死亡、150人もの負傷が出た。事態を重く見たイタリアサッカー協会はシーズンを中断し、解決策を練ったが、「22年のキャリアの中で、僕は同じような事件を無数に眼にし、その都度、根本的な変化を求める声を耳にしてきた。だが現実には何も変わっていない。無責任な者たちの戯言だけが繰り返され、掲げたスローガンは何一つ実践されなかった」と、マルディーニは怒りを露わにした。
Number672号(2007/02/16)