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惚れ惚れするGKのプレーが暗に示唆する「世界との差」。
~Jに西川を脅かす存在はいるか~
posted2014/09/07 10:30
![惚れ惚れするGKのプレーが暗に示唆する「世界との差」。~Jに西川を脅かす存在はいるか~<Number Web> photograph by J.LEAGUE PHOTOS](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/0/7/1500wm/img_074cc2d6e5e993ffc5a7a520bb673a38128934.jpg)
西川を中心に、今季はJ1新記録の7試合連続無失点も達成した浦和。リーグ戦8年ぶりの戴冠なるか。
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![浅田真樹](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/2/7/90/img_270584a06a70ca8251a6713d41553c0612346.jpg)
浅田真樹Masaki Asada
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J.LEAGUE PHOTOS
西川周作がJリーグのナンバーワンGKであることに異論を挟む人は、恐らく少数派に違いない。シュートストップはもちろんだが、足下の技術の高さも併せて考えると他を圧倒している。
J1第19節、川崎対浦和の試合では、西川のロングフィードが右サイドのスペースに走りこんだ関口訓充に通り、そこから李忠成のヘディングシュートにつながる場面があった。得点にはならなかったが、実に鮮やかな展開だった。
何より素晴らしかったのは、西川の時間の作り方とキックの精度である。
西川は受けたボールを慌てて蹴り出すことなく、自ら前方のスペースへ持ち出してタメを作り、「DFが中央のチュンくん(李)に引っ張られたので」空いた右サイドへ正確なパスを送った。最後のシュートが決まっていれば、GKを起点としたスーパーゴールだったと思う。
![](https://number.ismcdn.jp/common/images/common/blank.gif)