ルイス・フェリペ・スコラーリの名言
1982年のセレソンは美しいサッカーをしたが敗れた。歴史に残るのは結果なんだ。それが私の哲学だ。好き嫌いはあるだろうけれど。
ルイス・フェリペ・スコラーリ(サッカー)
2014/07/04
「私はバルセロナよりもバイエルンに惹かれている。彼らは技術だけでなく、ポジショニングも優れ、激しさとフィジカルをかね備えている。私はそんなサッカーが好きなんだ」と語る、ブラジル代表監督のスコラーリ。彼が求めるのは、古き良きブラジルサッカーの創造性と現代に必要な要素を融合させた、最先端のサッカーだ。1982年スペイン大会のジーコ、ソクラテス、ファルカン、トニーニョ・セレーゾの4選手が形成した中盤は黄金のカルテットと呼ばれ、「ブラジルサッカー史上最もファンを魅了したチーム」と称されたが、結果的には2次リーグで敗退している。自国開催となった今大会では、人々を魅了させながらも結果を出すサッカーで、セレソンは頂点を目指す。
Number832号(2013/07/11)