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磐石の新日本が魅せる。
新春興行で4強が火花。
~ファンで決めたドーム2大決戦~
text by
門馬忠雄Tadao Monma
photograph byNIKKAN SPORTS
posted2014/01/03 08:00
(左から)中邑、オカダ、内藤、棚橋。黄金時代を迎えた新日本の主役争いは激しさを増す。
ファンのジャッジメントはシビアだった。新春1月4日に開催される新日本「WRESTLE KINGDOM 8 in 東京ドーム」のメーンカードが王者・中邑真輔vs.挑戦者・棚橋弘至のIWGPインターコンチネンタル選手権試合に決まった。団体の看板であるIWGPヘビー級選手権がメーンから外れるのは東京ドーム興行で初めてのことだ。
'13年、ひとり勝ちとなった新日本。興行面の好調を受け、トップ選手の競争心を煽る意味で行なったのが人気投票だ。王者・オカダ・カズチカvs.挑戦者・内藤哲也のIWGPヘビー級選手権試合と中邑vs.棚橋戦をダブルメーンとし、テレビ朝日「ワールドプロレスリング」を通じて、ファンの投票で2試合の試合順序を決めるというドームPR戦略を実施した。