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<ここがヘンだよ、日本サッカー(2)> 本田圭佑の元指揮官が教える“ケイスケ起用法”。 

text by

若水大樹

若水大樹Daiki Wakamizu

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photograph byPICS UNITED/AFLO

posted2010/09/01 06:00

<ここがヘンだよ、日本サッカー(2)> 本田圭佑の元指揮官が教える“ケイスケ起用法”。<Number Web> photograph by PICS UNITED/AFLO

「ケイスケが中心選手として君臨しなくてはいけない」

――本田が出場した去年のオランダ戦や今年3月のバーレーン戦を観戦していましたが、当時と比べて日本は変わりましたか?

「あのころは今と違ってケイスケは代表の中心選手ではなかった。中村(俊輔)が中心だった。今後は、周りがケイスケにあわせるようなチームを作るのがベストだと思う。そうすれば日本はもっと強くなるだろう」

――となると今後の選手選考も重要な要素になりますよね。

「私のサッカー論でも選手選考は一番重要な要素だ。フェンロでは選手たちに『お前たちはケイスケのために働け、そうすれば後はケイスケがやってくれる』と言い、それがうまくかみ合った。結局クラブでもトッププレーヤーがいるとその選手がチームの方針や戦い方を決める。チームの中心選手の能力を最大限に利用するのは当たり前のことだ」

――ではこれからの4年間では本田を中心にチームを編成する必要があると。

「そうだ。彼が中心選手として君臨しなくてはいけない。あとは日本の選手たちがケイスケのためにがんばらなきゃいけないんだと認識すれば、もっと良くなるだろう。とにかく、ケイスケを中心にチームを作るべきだ」

――あと日本代表に必要な要素はどういうことでしょう。

「メンタリティーの部分でも、サッカーの質にしても、ケイスケのようにもっとヨーロッパ色を取り入れることかな。監督に関しても同じ。日本にはちゃんと順序良くサッカーを教えてくれる監督があっていると思う。日本には良い選手がそろっていると思うが、その選手たちをちゃんと指導してくれる人が必要。ベースがしっかりすればどんな戦術にも対応できるし、臨機応変に試合を進めることもできるようになるだろう」

日本サッカーの未来を語る。

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