徳山昌守の名言
俺の人生だけど、俺ひとりだけの身体じゃない。チャンピオンはボクシング界全体を考えるべきなんだ。俺は生涯ボクサーだ。
徳山昌守(ボクシング)
WBC世界スーパーフライ級の現役王者であった徳山のもとに、総合格闘技団体PRIDEからの参戦オファーが届いたのは'08年の5月のことだった。9月に参戦を決意し、10月には沖縄でキャンプを張った。大晦日に、73kg級のPRIDE王者・五味隆典との対戦が実現する手はずになっていた。3分4ラウンド、ハンデのあるグローブ着用、判定決着なし──詳細なルールまで詰められていたが、発表直前にこの話が公になると、ボクシング関係者はもとよりファンからも痛烈な批判が徳山に浴びせられた。「PRIDEのリングに上がるより、長谷川穂積との対戦を実現させてほしい」というファンの声で徳山は翻意。PRIDE参戦は幻となった。
Number666号(2006/11/16)
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