欧州サムライ戦記BACK NUMBER
酒井高徳が渡欧して早1年――。
一流選手へ化ける、その時が近い!
text by

ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph bypicture alliance/AFLO
posted2012/12/29 08:01
途中交代する酒井(21歳)を送る内田篤人(24歳)。同じポジションの選手として、ブンデスリーガで最高のプレーを続けるライバルであり、同志である。
安定して最高のプレーを続けることこそ……一流の証。
「ただ、メンタルの問題だとも思うんですね。常に頭を回転させていないとミスや失点につながる。疲れている時にも常に頭を働かせておけるようなメンタルが必要なんだと勉強になりましたね」
チームの調子が悪ければ、スケジュールがタイトであれば、パフォーマンスが落ちてしまうのは仕方がない。
しかし、そこで割り切らず、開き直らず、様々な状況に左右されない選手になりたいと酒井は日々考えている。
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安定して、良いパフォーマンスを見せ続ける。それは一流選手の証だ。
そう、酒井はシュツットガルトの選手として一流への階段を昇ろうとしているのだ。
