岩隈久志の名言
完投にこだわっても肩を消耗するだけ。もちろん、大事な試合は最後までいきますよ。でも、自分の体は自分で守るしかない。そのあたりは自分で判断していきたい。
岩隈久志(プロ野球)
2012/07/04
楽天時代、「100球過ぎるとぼちぼち(代えて欲しいと)言ってくる。ガラス玉やな」と野村監督にボヤかれていた岩隈は、“エースは完投するもの”という周囲の期待を察しながらも、自分の判断を貫いていた。背負うべきものと背負えぬものを選択し、引き受けたことに関しては責任をもって全うする。それが岩隈が考えるエースの姿なのであろう。
Number719号(2008/12/25)