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経済危機の荒波のなか、
“変化”の'12年シーズン。
~今宮純が語るF1地上波中継撤退~ 

text by

今宮純

今宮純Jun Imamiya

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photograph byHiroshi Kaneko

posted2012/02/09 06:01

経済危機の荒波のなか、“変化”の'12年シーズン。~今宮純が語るF1地上波中継撤退~<Number Web> photograph by Hiroshi Kaneko

2009年で日本GPの冠スポンサーも降りたフジテレビ。BS・CS放送体制はどう影響するか

 2月7日、いよいよ今シーズン最初の合同テストが始まった。メルセデスAMGと新興2チームは次回以降にシェイクダウンテストを予定している。今季は開幕前に計3回しか合同テストがなく、昨年の15日間より4日少ない。本番までの走り込み量がそのぶん制限され、ニューマシンの信頼性の確認やセットアップなど、チームもドライバーもテスト効率を高めなければならない。

 一斉に開幕に向けて走り出したF1界だが、その一方でさまざまな“変化”が起きている。まず国内では'87年から25シーズン、422戦を衛星中継してきたフジテレビが新たな放送体制を発表した。CSでの全戦生中継(金曜フリー走行から決勝まで)は従来のまま、BSでの同日決勝中継をオンエアし、地上波はニュース以外なくなるというものだ。

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