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<ランニングの巻> 初心者でも快適に長時間走りたい人へ羽山さんのおススメ5!
text by
秦野邦彦Kunihiko Shinno
photograph bySports Graphic Number
posted2011/09/23 08:00
そんな悩みを解消するこの企画。今回のお題は遂にDoの王道のラン!
「これで、あなたがもし24時間テレビのランナーに選ばれても大丈夫」
の巻。
24時間テレビ。それは夏の終わりを告げる風物詩である。34回目の今年はチャリティーマラソンに番組史上最高齢の70歳・徳光和夫さんが挑戦し、リタイアすることなく武道館にゴールした。
さて、ここでDoスポーツ実践者なら徳光さんの履いていたカラフルなシューズに注目したいところ。あれは何かとアートスポーツ日比谷店・羽山拓巳さんにうかがうと「ニューバランスのMR1040R レインボーランニングですね」と即答。反射素材を使っているので、昼夜問わず走り続ける人にはまさにうってつけ。過去に間寛平氏も同カラーを履いていた人気シリーズだ。
同店は皇居ランニングの拠点「ランニングオアシスHIBIYA」を併設しており、初心者向けモデルも充実。早速、売れ筋のシューズを教えていただいた。
基本中の基本だが、シューズ選びで大事なのは自分に合うサイズ。
「1kmを7分前後のペースで走られる方に人気なのが、アシックスのGT-2160ニューヨーク。ポイントは、かかとのホールドがしっかりしていることと、足幅のサイズ展開が豊富なことです」
基本中の基本であるが、シューズ選びで最も大事なのは自分に合ったサイズ。
「きちんと計測すれば、左右の足のサイズって結構異なることがわかりますよ。大きい方に合わせてあげるだけで、走行中の足の痛みはかなり軽減できます」
人生は山あり、谷あり、坂道あり。都会のランニングコースは平坦な道だけとは限らない。それは、殿方を魅了してやまぬ深夜の人気番組『全力坂』(テレビ朝日)が先日めでたく放送1000回を迎えたことからもおわかりだろう。
「でしたら、抜群のクッション性を誇るナイキのルナグライド+3はいかがですか。走り方に合わせたサポートが可能なシステムと軽量性を兼ね備えています」
24時間テレビの歴代ランナーを振り返ってみると、ホノルルマラソン出場経験のある西村知美('02年)や陸上部出身のエド・はるみ('08年)らを除いて、萩本欽一('07年)、はるな愛('10年)といったマラソン未経験者が圧倒的に多いことがわかる。むぅ、なんだか初心者の自分も24時間走れるような気分になってきた。