西岡に試される、チームリーダーとしての資質。

　元々西岡をセカンドにコンバートしたのは彼のショートとしての資質に問題があったのではなく、ガーデンハイアー監督は「他の選手と英語で意思の疎通が図れないから」と説明している。今は、そのリスクを冒してでも西岡を試さねばならない状況に置かれているのだ。

　もちろん監督の期待通りの役目を果たすのは簡単ではない。むしろメジャー1年目の西岡にその期待を背負わすのは酷すぎるのかもしれない。

　西岡のショートとしての評価を下すには時期尚早とはいえ、復帰後のチーム状況は決して悪くない。

　果たして西岡はガーデンハイアー監督の期待に応えることができるのか。今後の西岡の行方が、ツインズの将来を大きく左右するといっても決して大袈裟ではない。