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日本の泣き所に必要な左のエキスパート。 

text by

浅田真樹

浅田真樹Masaki Asada

PROFILE

posted2008/05/29 00:00

 今季のJ1で、河野広貴、大竹洋平という10代選手の活躍が、大きな注目を集めている。おおまかに分類すれば、ドリブラーの河野に、パサーの大竹。タイプは異なるが、彼らは「左利き」という点で共通する。

 漠然とした印象ではあるが、左利きにはテクニックに優れた選手が多い。さらに付け加えれば、天才肌でひらめき型。だからだろうか、左利きという限られた人材は、中盤より前の攻撃的なポジションに集まりがちだ。ふたりも、この傾向に合致する。ともに体は小さいが、果敢にゴールを狙う姿勢が頼もしい。

 ただ、若い才能の出現をうれしく思う半面、少々複雑な気分になるのは、そうした人材が、左サイドバックにまで回ってこない現状があるからだ。

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
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