SCORE CARDBACK NUMBER
42歳、工藤が見るメジャーという初夢。
text by

永谷脩Osamu Nagatani
photograph byHideki Sugiyama
posted2005/02/03 00:00
「優勝に貢献して日本一になれば最後の最後で自分の夢を叶えてもいいと思う。最高のレベルでやりたいという夢を持っていないと、この年齢まで緊張をたもてない」
巨人・工藤公康は5月で42歳になる。西武に入団した頃のやんちゃ坊主ぶりからするとずいぶん大人になった。本人も、若い時にむちゃをやったから今になって肉体の大事さがわかる、と昨年のキャンプの休日にしみじみ語っていた。工藤は'94年と'99年の2回、FA権を行使している。恩師の根本陸夫(故人)への思いからの行動だったが、年俸は上がり、周囲の人間からは“FA成金”と呼ばれたりもした。次にその権利を使うとすれば、夢を追うためにということになる。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。
残り: 629文字
NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。
