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【動画】「競技していた頃を思い出す」『Ice Brave2』で9曲熱演の宇野昌磨が「やりたい」と思った名ナンバーとは「苦しかった時期だったからこそ心が動かされる」《単独インタビュー》
初日の終演後、Number PREMIERの単独インタビューで、宇野さんがショーへの思いを語りました。《「Ice Brave 2」キャスト座談会パート①、パート②の動画も併せてご覧ください。Number PREMIERでは今後も宇野昌磨さんの活動を取材していく予定です。》
座長として率いるショーで、宇野は「Gravity」と「Your Last Kiss」の2つのソロのほか、本田真凜とのアイスダンス、陸のダンサーによる振り付けの「Narco」などさまざまな表現を見せた。宇野の出演するナンバーは実に9曲と、体力の限界に挑む内容でもある。
ソロの「Gravity」は、「Ice Brave」では恩師のステファン・ランビエルが演じたが、「2」では宇野にバトンタッチ。現役時代2022-23シーズンのショートプログラムだ。

「今回はステファンが居ないので、ステファンが滑った演目を僕が滑るというのも『Ice Brave』から観てくださっている方には面白いというか、ちょっと心をつつくものがあったら良いなという思いで選曲しました」
ランビエルコーチによる解釈や演技を見たことで変化はあるかと聞くと、影響は受けずに競技時代と同じ感覚で滑ることができたと答えた。
「こんなにも久々なのに、ほぼ近い演技になるんだなと感じました。この『Gravity』の動き自体が僕は嫌いではないので、割と心地よく滑りました。ただ、もしステファンと一緒に滑ったら、どんな風になるんだろうとは思いましたね」
たしかに、「Ice Brave」でのランビエルの演技と、「2」での宇野の演技は、それぞれ違う魅力のある世界観を醸し出していた。もしコラボレーションさせたらどんな演技が生まれるのか、その化学反応を期待させてくれる一言だった。

「これは音楽を聴いた時に『やりたいな』と思いました」
一方、今回増やしたソロは2019-20、2020-21シーズンのフリー「Your Last Kiss」。「Dancing On My Own」とのメドレーでプログラムの後半に演じていたパートを、今回は1つの曲で演じた。
「これは音楽を聴いた時に『やりたいな』と思いました。最後のステップの部分が、競技していた頃をすごく思い出すんです。いろいろ葛藤とまでは言わなくても、たくさん練習もして、全然うまくいかなかったことなど、様々なことがあった。滑っていて感情が乗るのでやりたいと思いました」

山田満知子・樋口美穂子コーチから離れて試行錯誤を重ね、ランビエルの指導を仰ぐことになったシーズンの曲。激動の時代を振り返りながら演じる。
「悪かった時期があるっていうのは、僕にとってはポンポンってうまくいっちゃった演目より全然好きです。だからこそ、この曲が結構好きなのかなと思います」

華やかに幕を開けたアイスショー「Ice Brave2」。京都公演初日の単独インタビュー動画では、以下のことも語っています。
- 「Gravity」を「Ice Brave」でランビエルが滑ったことでの変化は?
- ソロ「Your Last Kiss」を選んだ理由。悪い時期があったことも良い思い出に
- 「ボレロ」は最後のステップに渾身の力を
- アイスダンスでは新しいリフトに挑戦
パワーアップした第2弾を、既に観た方にも、これから観る方にも、たくさんの魅力が伝わるインタビューです。ぜひご覧ください。(11月1日取材)
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