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【動画インタビュー】「箱根駅伝では優勝を」主将・梅崎蓮が語る“酒井監督との信頼関係”と“マラソンの未来”《徹底解剖:東洋大学2024③》

2024/08/13
2025年1月2、3日に開催される第101回箱根駅伝。そこに出場し、上位争いをすると見込まれる大学を動画で取材、独自の視点で深堀りしていく「徹底解剖」シリーズ。その第1弾は酒井俊幸監督が率いて、V字復活のプロセスを歩む東洋大学だ。入学早々、存在感を見せるルーキーたち、そして3年・岸本と2年・薄根両選手のインタビューに続き、主将・梅崎蓮選手に話を聞いた。

 昨年度、出雲駅伝8位、全日本大学駅伝14位と波に乗り切れていなかった東洋大。しかし箱根駅伝では4位と上位に食い込み、現出場校では最長となる19年連続のシード権を守りました。

 その箱根駅伝2位で8人抜きの快走を披露したのが、梅崎蓮でした。新チームになり、酒井俊幸監督は梅崎を主将に任命。「自分ではないと思っていた」とはじめは戸惑いも見せていた梅崎ですが、春のトラックシーズンを経て「主将と呼ばれることにはあんまり慣れないですが、自分のやるべきことをやっていこうと思っています」とはにかみながら答えます。

丁寧に言葉を選びながら質問に答える梅崎 ©️Yuki Suenaga
丁寧に言葉を選びながら質問に答える梅崎 ©️Yuki Suenaga

 長い距離を得意とする梅崎は、5月の関東インカレでは男子1部ハーフマラソンに出場。2位となり、3年連続の表彰台に乗りました。しかしその反動もあり、6月には少し調子を落としますが、6月23日の全日本大学駅伝関東地区選考会では堅実な走りでチームの2位通過に貢献しました。

 今年の4年生は、梅崎を含めて6人が役職についています。幹部で話し合うことも多いといい、それぞれが強みを活かしながらチームを引っ張っています。特に副主将の小林亮太はムードメーカー的な存在で、面倒見がいいタイプ。一度部を離れた石田洸介選手も、走りでチームに刺激を与えていると話します。

やるべきことをやる。背中で見せる主将の更なる成長も楽しみだ ©️Yuki Suenaga
やるべきことをやる。背中で見せる主将の更なる成長も楽しみだ ©️Yuki Suenaga

 卒業後は本格的にマラソンに取り組みたいと考えている梅崎。この夏は北海道マラソンに挑戦予定です。言葉は少なくとも、背中で見せ、チームを引っ張っています。

動画ではほかにも

⚫︎現在のチームの雰囲気
⚫︎全日本大学駅伝関東地区選考会を振り返って
⚫︎梅崎、小林、石田の走りのタイプの違いは?
⚫︎エースとはどんな存在?
⚫︎去年、全日本から箱根までの間に何があった?
⚫︎自らの箱根駅伝2区の走りを振り返って

など、さまざまなことを聞いています。

 最後にチームの目標を聞くと、「箱根駅伝では優勝を目指します」ときっぱりと言い切った梅崎。夏を乗り越え、秋の駅伝シーズンが今から楽しみとなるインタビューでした。

 この<徹底解剖・東洋大学2024>のシリーズでは、近日中に石田洸介選手、小林亮太選手のインタビューもお届けします。こちらもお楽しみに。

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photograph by Yuki Suenaga

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