昨年度、出雲駅伝8位、全日本大学駅伝14位と波に乗り切れていなかった東洋大。しかし箱根駅伝では4位と上位に食い込み、現出場校では最長となる19年連続のシード権を守りました。
その箱根駅伝2位で8人抜きの快走を披露したのが、梅崎蓮でした。新チームになり、酒井俊幸監督は梅崎を主将に任命。「自分ではないと思っていた」とはじめは戸惑いも見せていた梅崎ですが、春のトラックシーズンを経て「主将と呼ばれることにはあんまり慣れないですが、自分のやるべきことをやっていこうと思っています」とはにかみながら答えます。
長い距離を得意とする梅崎は、5月の関東インカレでは男子1部ハーフマラソンに出場。2位となり、3年連続の表彰台に乗りました。しかしその反動もあり、6月には少し調子を落としますが、6月23日の全日本大学駅伝関東地区選考会では堅実な走りでチームの2位通過に貢献しました。
今年の4年生は、梅崎を含めて6人が役職についています。幹部で話し合うことも多いといい、それぞれが強みを活かしながらチームを引っ張っています。特に副主将の小林亮太はムードメーカー的な存在で、面倒見がいいタイプ。一度部を離れた石田洸介選手も、走りでチームに刺激を与えていると話します。
卒業後は本格的にマラソンに取り組みたいと考えている梅崎。この夏は北海道マラソンに挑戦予定です。言葉は少なくとも、背中で見せ、チームを引っ張っています。
動画ではほかにも
⚫︎現在のチームの雰囲気
⚫︎全日本大学駅伝関東地区選考会を振り返って
⚫︎梅崎、小林、石田の走りのタイプの違いは?
⚫︎エースとはどんな存在?
⚫︎去年、全日本から箱根までの間に何があった?
⚫︎自らの箱根駅伝2区の走りを振り返って
など、さまざまなことを聞いています。
最後にチームの目標を聞くと、「箱根駅伝では優勝を目指します」ときっぱりと言い切った梅崎。夏を乗り越え、秋の駅伝シーズンが今から楽しみとなるインタビューでした。
この<徹底解剖・東洋大学2024>のシリーズでは、近日中に石田洸介選手、小林亮太選手のインタビューもお届けします。こちらもお楽しみに。
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