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先行ルノー、追うホンダ。注目チーム実力分析。

 この冬はどこに行っても寒い。1月下旬にスペインのバルセロナで8チームによる合同テストを現地取材してきたが、帰国便が雪のためにキャンセル。アムステルダム経由で戻った。たまたまホンダの某エンジニアも一緒になって、お互い「これだから今の時期は参るね」。

 2006年ニューマシンによる開発テストが主にスペインで続けられている。今月13〜16日には今年から開幕戦舞台となるバーレーンでも合同テストが行なわれることが決定。高温条件下で走りこみ、ブリヂストンもミシュランも“本番スペック・タイヤ”の最終選定を行なう。

 現時点(2月6日)で各チームの仕上がり状況をチェックしよう。まず頭1つ抜け出していると見られるのがルノー。ニューR26マシン発表会こそ1月31日と遅かったが、その前の10日から実走開始。コースサイドで観察していてもタイムペースが安定、レース距離ロングランを軽くこなした。他チームよりも熟成開発が早めに進んでいて、新王者F・アロンソも自信たっぷり。'07年マクラーレン移籍発表ニュースで騒がれた彼だが「V2」を目指す意気込みである。

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