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トリノ五輪で考えた、“ポスト2006問題”。

2009/03/08

 日本対ボスニア・ヘルツェゴビナの試合に先駆け渡欧し、トリノ五輪へと足を運んだ。幸運にも、荒川静香の金メダル獲得という、シビれるような瞬間にも立ち会うことができた。

 聞けば、フィギュアでは伊藤みどりが金メダルを逃したことをきっかけに、「ひとりの有力選手では金は取れない」と、計画的な選手育成が始まったのだという。浅田真央の出場に特例措置を求めるか否かでひと悶着あったときにも、日本スケート連盟の城田憲子強化部長はこんな主旨の話をしていた。「真央は'07年世界選手権に向けて育ててきた。トリノ五輪を目指してきた選手を出してあげたい」。

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photograph by Tamon Matsuzono

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