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《振付チームが語る》「ダイスケは憧れの選手だった」高橋大輔が集大成としたプログラム「The Phoenix」制作秘話<アーカイブ記事/2019年>

2010年バンクーバーオリンピック男子銅メダリスト高橋大輔が、村元哉中と組んでアイスダンスに転向することを発表し、世界中のスケート関係者を驚かせたのは9月26日のことだった。
出場が予定されていた西日本選手権は、左足首の捻挫を理由に欠場となった。シングル選手としては、今シーズンの全日本選手権が最後の舞台となる。
「ちょっと大事をとって、全日本に向けて精一杯やりたいなと思って、休ませてもらいました。すみませんでした」と、アイスショー「氷艶2019」のディレイ・ビューイングのトークイベントで集まったファンたちに頭を下げた。
「最後に有終の美を飾りたいということですよね」と司会者につっこまれると、「有終の美を飾れるかどうかわかりませんが、精一杯頑張りたいと思います」と言うと、少し感極まったように「ありがとうございます」と言葉を詰まらせた。
高橋は新SP「The Phoenix」
12月の全日本選手権には、高橋は新SP「The Phoenix」と、昨季のフリー「ペール・グリーン・ゴースト」で勝負に挑むことが発表された。
すでにアイスショーで披露された新作「The Phoenix」は、アメリカ在住のダンサーで振付師、シェリル・ムラカミと、ミーシャ・ジーのコラボで作られた作品だ。本誌の独占取材に答えて、ムラカミはその馴れ初めを説明した。

「初めてダイスケにあったのは、2007年だったと思います」
日系3.5世だというムラカミは、日本語は全く話せない。
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