やり続けることに意味がある。それはFC東京のルーキー、安斎颯馬のポリシーだと言っていい。
6月26日、味の素スタジアムでの北海道コンサドーレ札幌戦。スコアレスのまま進んだ後半39分、右サイドの原川力がクロスの動作に入るや否や、相手のマークを剥してファーに呼び込む。伸ばした左足にヒットさせ、クロスバーに当てながらもゴールネットを揺らした。今季2得点目が、チームに勝利をもたらすゴールとなった。
「クロスへの入り方というのはキャンプからずっとやってきたこと。これまではなかなか得点につながらなかった。それでも毎試合、1本のクロスたりとも怠ることなく信じて入り続けた結果、今回のゴールがあったと思っています。速くて、本当にいいボールが来たので、あまり力は入れすぎず、枠に飛ばそう、と。まあギリギリでしたけど(笑)」
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photograph by J.LEAGUE