現在の日本サッカー界で「将来を嘱望される」という表現が最も似合う久保建英。
17歳にしてJ1のトップを走るFC東京で完全な主力に定着し、この夏には海外移籍が可能な年齢にもなる。
いま、彼は何を考えているのか。FC東京のこと、欧州のこと、代表のこと。
Number初のロングインタビュー、話題は想像以上に多岐に広がっていった。(Number979号掲載)
17歳にしてJ1のトップを走るFC東京で完全な主力に定着し、この夏には海外移籍が可能な年齢にもなる。
いま、彼は何を考えているのか。FC東京のこと、欧州のこと、代表のこと。
Number初のロングインタビュー、話題は想像以上に多岐に広がっていった。(Number979号掲載)
久保建英を語るとき、あえて使わないようにしてきた言葉がある。
「天才」という単語だ。一言で全部を説明できたような気分にもなれるマジックワードだが、この少年を語るときには似つかわしくない。そう感じたからである。
もちろん天賦の偉才を備えていることは、小学生だった彼がバルセロナのユニフォームをまとってプレーするのを初めて観たときから実感していた。ただ、「天才」という言葉に無意識に込められてしまう空気感とは無縁なのだ。努力を知らないどころか、努力の塊で、現状への満足をまるで感じさせず、改善に努め続けている。
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photograph by Yoshiharu Ota