「今、全日本プロレスがおもしろい」
そんな声が、近ごろファンの間から多数聞こえてきている。
コロナ禍以降、プロレス界は多くの団体が観客動員に苦戦しているが、創立52年目を迎えた老舗・全日本は、集客の難しい平日の後楽園ホールを連続で満員にするなど、再び勢いを取り戻しつつある。その原動力の一つとなっているのが、兄・斉藤ジュンと弟・斉藤レイの斉藤ブラザーズだ。
元力士でハーフで双子、目立つ要素が揃っていた。
ともに大相撲出身で日米ハーフの巨漢双子レスラー。その抜群のキャラクターと恵まれた身体を活かした荒々しい闘いぶりで、34歳という遅いデビューながら、わずか2年で世界タッグ王座を獲得。昨年は東京スポーツ選定「プロレス大賞」新人賞を受賞するなど、早くも全日本のトップの一角に食い込んでいる。
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photograph by ALL JAPAN PRO-WRESTLING