全日本プロレスの春恒例チャンピオンカーニバルが4月8日、東京・後楽園ホールで開幕。5月7日、同・大田区総合体育館での優勝決定戦に向け、出場16選手がA、Bブロックに分かれて、リーグ戦の激闘を展開している。
創立51年を迎える伝統の団体は、期待の大型新人選手の初出場で上げ潮ムードである。中大レスリング部出身の安齊勇馬(188cm、105kg)、デビュー3年目の双子兄弟、斉藤ジュン(193cm、116kg)&斉藤レイ(192cm、138kg)が話題の3人だ。
“ゼンニチ新時代”のエース候補と目される安齊は、昨年9月18日、東京・日本武道館での創立50周年記念興行でデビューした。その2カ月後にはプロ初戦の相手・永田裕志(新日本)とコンビを組んで、世界最強タッグ決定リーグ戦に初出場。昨年度のプロレス大賞・新人賞獲得を受け、今回のチャンピオンカーニバル抜擢となった。5月15日に24歳の誕生日を迎える若さ、バランスの取れた身体にキリッとしたマスク、キャリアを積めばトップに立てる資質十分だ。
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photograph by TOKYO SPORTS PRESS