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「アジアでナンバーワンのPGになる」バスケ日本代表・山本麻衣の度胸とタフさ【23歳にブレイクの予感】

 今夏開催されたFIBA女子アジアカップで日本代表は6連覇を逃したが、23歳の司令塔・山本麻衣が大ブレイクの可能性を予感させた。

「アジアでナンバー1のPG(ポイントガード)になる」

 大会前に掲げた目標は成し遂げられなかったものの、山本は日本のエースPGとして全5試合で先発出場。アシスト王、ベスト5にも輝いた。

 バスケットボール選手としては165cmと小柄ながら、精度の高い3Pやフィジカルの強さを生かしたドライブ力、どんな場面でも怯まない度胸の良さは日本屈指といえる。

 2年前の東京五輪では3x3日本代表として大舞台にも立った。5人制で試合に出られなかった苦しい時代に自分を支えてくれた3人制は、「バスケの楽しさを思い出させてくれる場所」。アジア杯直後には「FIBA 3x3 Women's Series」にも参戦。「本当にタフなんですよ(笑)。でも、今しかできないなあと思っていて。それも含めて3x3が好きだし、色々な文化に触れることで新しい発見もあるんです」と目を輝かせる。

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photograph by Mari Hamada
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