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【FC東京】J1最年少デビューの15歳、北原槙に見る“早熟”の意味「判断や実践や動作に“幼少より積み上げてきた成功の数々”がにじむ」

2025/03/20
東京・杉並区出身でFC東京の下部組織に所属。万能型のMFで中盤のサイドやボランチをこなす

 盗んだバイクで走り出す。昔、尾崎豊が冷たい空気に投げ出されるような声でそう歌った。「15の夜」。行き先なんかわかるもんか。

 3月初めの話題。「サッカーJ1、FC東京の15歳、北原槙選手が1日に行われた鹿島アントラーズとの試合で途中出場し、J1の最年少出場記録を21年ぶりに更新しました」(NHK)。正確には15歳7カ月と22日。卒業を控える中学3年だ。これまでは東京ヴェルディの森本貴幸の15歳10カ月と6日であった。

 早熟。ひとまず、そんな言葉が浮かぶ。ならばスポーツ史における15歳とは。20世紀のおしまいのころにニューヨークで購入のスポーツ書を引っ張り出そう。

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photograph by J.LEAGUE

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