
「自分の人生は映画のようだ」
5月2日にリーグMVPを初受賞したとき、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)は、感慨深そうに、そう言って人生を振り返った。
カメルーンに生まれ、バスケットボールを始めたのは15歳。その1年後にはプロを目指してアメリカに移住し、名門カンザス大を経て、20歳のときにセブンティシクサーズにドラフト1巡目3位で指名された。バスケットボールを始めてわずか5年でNBA選手まで登りつめたのだ。そして今季、NBA9シーズン目にして、攻守での活躍が認められてMVPを受賞した。

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