次こそはベスト8の壁を破ってもらいたい。その夢を託せるメンバーは? カタールで力を見せつけたチームにどんな選手を加えると可能性が広がるのか。3年半後、W杯の舞台に立つ日本代表イレブンをサッカー好き3人が大胆予想!
カタールで日本は凄い戦いをしてくれましたが、やっぱりアドリブ力、即興性に欠けていた。コスタリカ戦も、あそこまで引いて守ってくるとは誰も想像していませんでした。そういう、今まで経験したことのない状況下で戦うことが、まだまだ苦手なのかなと。そうした課題を踏まえて、'26年W杯で見たいメンバーを選びました。ポイントは「若さと経験」。経験の部分では、まず権田くんをキーパーに。カタールでは、やっぱり川島(永嗣)くんの存在がすごく力になったと思うんです。それと同じ役割を担いつつ、試合にも出場してほしい。
ディフェンスラインを考える上で重視したのは、これからも堅守速攻のサッカーがより世界の中心になっていくんじゃないか、ということ。そのスピードに対応できる体の強い選手となると、やはり冨安くんと板倉くんの2枚は残したいです。そこに高橋くんを入れて、板倉くんと組ませてみたい。
SBを誰にするかは悩んだんですが、右はあえて冨安くんに。そして左は松木くんをコンバートして任せたい。キャプテンマークも、思い切って松木くんに渡すというのもいいんじゃないかなと。彼は逞しいキャプテンシーを持ってますから。
中盤は、今回本当に素晴らしかった遠藤(航)くんを、あえて外して考えてみました。まずは川﨑くん。彼が次のW杯ではチームの中心にいてくれたらいいなと。良いところでボールを奪ったり、相手に前を向かせない力は才能ですから。荒井くんはまだ18歳ですが、ここからプロの世界に入って、あとふた皮くらい剥けたらいけるんじゃないかな。期待値も含めて選びました。
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photograph by AFLO