7月31日に亡くなった往年の名選手、ビル・ラッセルは、長い間、自分の銅像が作られることに反対していた。「まるで墓碑だ。私はまだ墓に名前を入れるつもりはない」と言っていた。
そんなラッセルが意を翻し、銅像作成に合意したのは11年前。コート上での活躍だけでなく、コート外での社会活動も称えるコンセプトで作られ、ラッセルが力を入れていたメンタリング普及のためのプログラムの一環としての銅像設置という趣旨に賛成したためだった。それから2年後の2013年、銅像はボストン市庁舎前に設置され、先日、ラッセルが逝去したときには多くのファンが花束を供えた。
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