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「パスばかりを探してしまって…」A代表デビュー戦の田中こころを大ブレイクに導いたゲインズHCの“魔法の言葉”とは「前を向くことができました」《ENEOSサンフラワーズの超新星》

「めちゃくちゃ楽しかったです」

 7月のバスケットボールのFIBA女子アジアカップ2025。女子日本代表最年少の司令塔田中こころが大舞台で輝きを放った。全6試合中5戦で2桁得点を挙げ、A代表デビューしたばかりとは思えない堂々たるパフォーマンスを見せた。だが、アジアカップの序盤は壁にぶつかっていたという。

「パスばかりを探してしまっていて、自分に自信が持てずリングに向かえていませんでした」

 本来はシューターだが、代表ではPGに適性を見出されている。

「自分のなかでPGはパスをさばくことが役割という概念があったので、パスをしないといけないと思いすぎていましたね。気づかないうちに自分にプレッシャーをかけてしまっていて」

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photograph by Kenichi Shimura

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