米大リーグの労使交渉が2022年3月11日にようやく決着した。開幕は1週間ほど遅れたものの、162試合は削減せずにすんだ。
すでにはっきりしているのは、プレイヤーの年俸の相場が、さらに上がるに違いない、ということだ。年俸調停の権利を獲得する前のプレイヤーに、成績に応じてボーナスを分配する制度が議論されていたが、デビューして間もないプレイヤーの年俸を間違いなく底上げするのは、最低保証年俸の引き上げだ。交渉の中で、2022年の最低保証年俸が'21年までより上がる方向で、米大リーグ機構からも提示がなされていた。
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