Numberの読者に、平野佳寿という選手を知らない人はほぼいないだろう。“地味”と感じることもないのではないか。僕はオリックス・バファローズのファンなので、平野投手といえば2005年のドラフト希望枠での1位指名。1年目から先発ローテーション入りを果たすと、'14年の森脇浩司政権下の投手王国で最終回を任されてセーブ王をもぎ取り、チームを2位まで引き上げた功労者だ。その後のメジャーでの中継ぎとしての活躍は、もう僕が言及する必要もない。そんな人が何故“地味”なのか? そして、ただのオリックスファンのバンドボーカルである四十路の初老になぜ書評の話が来たのか……? 疑問に思ったものの、生まれて初めての書評が平野投手の本。書くプロではない自分だが、光栄に思い書かせていただきます。
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photograph by Sports Graphic Number