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モハメド・サラーのゴールは、 欧州の「イスラム恐怖症」を撃つ。 ~リバプールファンに起きた変化~

2019/06/20
CL決勝後、満面の笑みのクロップとサラー。英国クラブを率いるドイツ人とエジプト人エースは多様性の象徴だ。

 チャンピオンズリーグ決勝に沸くマドリード市内を歩くと、イングランドから大挙して押し寄せた赤いファンの背中には、「SALAH」の文字が目立った。

 この2年間の活躍で、リバプールのスターへの注目と賛辞はプレミアリーグにとどまらず世界的なものになった。

 今回の決勝でも、モハメド・サラーは英国メディアだけでなく、現地スペインやその他欧州メディアが最もフォーカスした選手だった。先制点のPKを決め、CL決勝の歴史のスコアカードに名を残したサラー。この勢いを保てれば、しばらくサッカー界の頂点に立っているメッシとロナウドに続く世界的な存在になるかもしれない。

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photograph by Daisuke Nakashima

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